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一斉に入社式 少数精鋭に期待、73万人緊張の船出

新年度入りした1日、多くの企業が一斉に入社式を開いた。今春の新入社員数は大卒と高卒の合計で48万6000人(日経推計)と前年に比べ13%減、短大や専門学校などの卒業生を含めると約1割少ない約73万人になったもようだ。就職氷河期を乗り越えた"少数精鋭"に、経営トップは強い期待を訓示に込めた。

会社更生手続き中の日本航空が羽田空港で開いた入社式にはグループ18社548人の新入社員が参加した。稲盛和夫会長は「世界を代表する航空会社として復活できるよう全力で取り組む。私を信じてついてきてほしい」とあいさつ。経営再建に協力を求めた。同社は新卒採用見送りを決め、来年は入社式がない。

一連の品質問題などで対応を迫られているトヨタ自動車では、愛知県豊田市の本社で開いた入社式に出席した1250人を前に、豊田章男社長が「皆さんは再出発の年に入社した1期生。自分がトヨタを立て直すぐらいの力強い気持ちを持ってほしい」と訴えた。

パナソニックは約500人を大阪府門真市の本社に迎え、大坪文雄社長が「世界に通用する専門能力を身につけてほしい」と注文した。

第一生命保険では渡辺光一郎社長が「新たに創業した第一生命保険株式会社にようこそ」と711人の新入社員に語りかけ、グループ全体の既存職員を含む「6万人の入社式」と位置づけた。

日本郵政グループには3650人が入社した。斎藤次郎社長は「郵便局に対する信頼が揺らいできている」と危機感をにじませたが、新入社員の池辺恭平さん(22)は「変化の中に成長がある」と前向きだった。

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