道府県議選、民主は改選議席下回る 地域政党が健闘
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道府県議選で民主党の獲得議席は346議席となり、改選前を69議席下回った。橋下徹大阪府知事が率いる「大阪維新の会」などの地域政党は大きく勢力を伸ばした。
大阪維新の会は大阪府議選で単独過半数を獲得し、大阪市議選でも第1党に躍進した。大村秀章愛知県知事が率いる「日本一愛知の会」と河村たかし名古屋市長の「減税日本」連合は自民、民主両党に次ぐ第3勢力となった。
民主は公認候補を目標の半数以下しか擁立できなかったうえ、菅内閣への不信感が響いた。自民は民主の3倍超の1119議席を獲得したが、改選前を100議席以上、下回った。公明党は改選前から微増の171議席。共産党は80議席に後退。初挑戦のみんなの党は41議席で、30議席の社民党を上回った。
政令市議選では民主、自民など既成政党が軒並み議席を減らし、みんな、大阪維新の会が伸びた。