2019年8月24日(土)

大局観に立ち、早耳に頼らぬ吉野藤一郎氏
鍋島高明・市場経済研究所代表

(1/2ページ)
2011/6/11付
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

昭和初めの大恐慌下で、輸出産業の花形、生糸相場が暴落する。この時、吉野藤一郎は機敏に立ち回った。後に吉野藤グループの吉野呉服店社長に就任する石黒吉雄が証言する。

「物事上がればいずれは下がり、下がればやがて上がる機というものがあるが、翁はそこを見逃さなかった。翁は自分の呑(の)み代を稼ぐのだと、今の中倉に大量の生絹を積み込んだ。私はまだ小僧だったから判(わか)らなかったが、どん底で買った絹は相当…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。