大仕手を抱え、耳目集める 貴志米吉氏
市場経済研究所代表 鍋島高明

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2013/8/10付
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日本経済新聞 電子版
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大阪三品取引所がにぎわった大正時代、貴志米吉は同取引所きっての仲買人(取引員)であった。横堀将軍と呼ばれた希代の大相場師、石井定七の機関店だったから、貴志商店の一挙一動が世間の耳目を集めた。その一方で日本綿花の社長喜多又蔵も貴志商店をよく使って相場を張っていた。仕手や機関投資家の出入りが多い貴志商店には一般顧客も自然と集まってくる。大正13年に出た「黄金の渦巻へ」(岡村周量記者)は貴志のことをこ…

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