投資信託は2つのゲインで成り立っている インデックス投資アドバイザー カン・チュンド

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2012/2/12 7:00
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~おーい、カネダ。元気でやってる? 早いものでエクアドルに来て半年になります。こっちの子どもはムチャクチャ明るいよ。時間がゆっくり進むので、見るもの聞くものすべて贅沢に味わっている感じ……。地球の裏側にいても、家族が大事っていうのは皆同じなんだな。カネダも早くいい人見つけろよ! ツチヤトオル拝~

ほお~、カネダくん、これはいったい誰からの絵葉書ですか? 「ツチヤくんといって、海外青年協力隊に参加している友達です」。すごいね、そんな友達がいるんだ。ツチヤくんは今まさに「自分という資産」に投資を行っているのですね。覚えていますか……。人はみな、「人的資産」+「金融資産」というふたつの投資を行うのですよ。ところでカネダくん、投資信託の儲(もう)けって、いったいどこにあるのでしょう? 「えっ、突然そんなこと言われても……」

先週、「株式を保有することで、カネダくんは会社のオーナーになります」とお話しましたが、株式ファンドというフクロの中では、日々どんなことが起こっているのでしょうか。ここでは話を単純にするために、次の前提条件を挙げます。

(1)新たにファンドを購入する人や、解約する人がいないとします。

(2)ファンドにかかるコストや為替リスクは考慮しません。

上記のような状況では、株式ファンドが組み入れる株式の価格が上がれば、ファンドの値段(基準価格)も上がることになります。投資信託の運用会社は、株式を上手に売買して利益を確保しようとしますね。この値上がり益のことを「キャピタルゲイン」と呼びます。また、ファンドが組み入れる株式からは「配当収入」も期待できます。これを「インカムゲイン」といいます。つまり、投資信託で運用を行い、ファンドの基準価格が上がる(=儲かる)ためには、「キャピタルゲイン」や「インカムゲイン」が必要なのです。

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