新顔にない妙味も 運用期間長い「いぶし銀」投信
はじめての投資信託 実践編(29)

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2013/3/17 7:00
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実は、三井住友・日本株オープンのように1人のファンドマネジャーからマルチマネジャー体制にシフトした例として、フィデリティ投信の「フィデリティ・日本成長株・ファンド」が挙げられます。

http://www.fidelity.co.jp/fij/fund/jpg_1.html

このファンドの場合、ジェイ・タルボット氏のシングルマネジャー体制だった07年2月までと比べて運用成績が劣ってしまっています。しかし、カネダくん。三井住友・日本株オープンでは、組み入れ銘柄数は多少増えたものの、運用担当者の変更後も優れた成績を上げています。運用リポートの「騰落率の表」を見ると、直近1年、3年、設定来のいずれも参考指数であるTOPIX(東証株価指数)を上回る成績を上げています……。

「なるほど……。いぶし銀のこだわりを持ったファンドなのですね」

その通りです……。考えてみれば、人だって19年も生きているとよい波も悪い波も経験しているものです。運用期間が長いファンドを再発掘することが、新発売偏重の投資信託業界を変えるきっかけになると筆者は考えます。

※4月6日(土)に東京、同7日(日)に大阪で晋陽FPオフィス主催「投資信託DEつみたてセミナー」を開催します。

http://www.sinyo-fp.com/seminar/tumitate_seminar.html

カン・チュンド>晋陽FPオフィス(http://www.sinyo-fp.com/)代表。CFP ファイナンシャルプランナー。1968年生まれ。在日コリアン3世。資産運用に特化したセミナー、コンサルティング業務を手がける。著書に「投資信託35の法則」(ソーテック社)、「ETF投資入門」(日本経済新聞出版社)など多数。趣味は美術館巡り。
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