投資信託、挫折しないで続けることを第一に
はじめての投資信託 実践編(3)

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2012/9/16 7:00
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カネダマモルくんは目をしょぼしょぼさせながら、小さくため息をつきました。「最近肩が凝ってしょうがないなあ……」。独り言も知らない間に出てしまいます。それも無理はないでしょう。なにしろカネダくんは筆者から3カ月で20冊の本を読破しなさいと命じられたのですから……。カネダくん、マネーの理屈を理解するにはとにかく本を読むことです。自分の脳内にお金、投資の知識をどんどん積み上げましょう。

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

しかし、お客様に対しては、いつも「真っ白なカンバス」状態でいるようにしてください。

「真っ白なカンバスですか?」

そうです、カネダくん。コンサルティングの海はとてつもなく広いのです。たとえば、山田さんというお客様がどんな投資信託を買おうか悩んでおられるとします。しかし、山田さんの真の問題は、ファンドを買うことではないかもしれません。可能性の一端として、そもそも山田さんには、投資は必要ないかもしれないのです……。

「そこまで考えないといけないのですか?」

そうです、カネダくん。そのような可能性も排除しないという意味で、私たちアドバイザーは真っ白なカンバス状態であることが求められるのです。カネダくん、ちょっと想像してみてください。私たちにとって投資はいわば商売道具の一部です。投資そのものや、金融商品の名前は、日常の至るところにあふれています。しかし、お客様にとって投資とは「非日常的な行い」なのです。はっきり言ってしまえば「異物」に近い存在です。そのもの自体が近寄りがたく、不安や心配を感じさせるものであり、(好奇心と相まって)ほんの少し興味を抱いているに過ぎません……。お客様の中では、投資に興味がある自分と、投資を実際にスタートさせる自分との間に、何十キロもの距離感が存在します。

「カンさん。それはちょっと大げさではないですか……」

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