投信を選ぶ時、口数・基準価格・純資産額に注目 インデックス投資アドバイザー カン・チュンド

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2011/12/25 7:00
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カネダくん、カネダくんは小学生のとき、どの科目が得意でしたか? 「ぼくは算数がわりと得意でしたよ」。じゃあ、面積とか、体積ってお手のものですね。

「えっ、いきなり何ですか?」

ここに長方形のおもちゃ箱があります。このおもちゃ箱の体積って、どうやって求めますか? 「えっ、体積はたしか、たて×よこ×高さですね」。ピンポーン、正解です。直方体の体積は、たて×よこ×高さで求められます。この3つのうち、どれかひとつが欠けても「箱」の体積は分かりませんね。それと同じように、投資信託という「箱」を知るうえで大切な3つの「キーワード」、それが口数、基準価格、そして純資産額なのです。

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

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カネダくん、ひとつ具体例を挙げてみましょう……。投資信託とは「透明なフクロ」ですね。今、このフクロの中に、株式が200銘柄、時価にして99億円分入っています。それに現金も1億円入っています。さて、ここで問題です。この投資信託の価値はいくらですか?「えっ、100億円ですね。」はい、正解です。この100億円のことをファンドの「純資産額」と言います。つまり、純資産額とはシンプルに、ファンドのすべての資産の合計額だと思ってください(ファンドの「大きさ」そのものです。ここでは借り入れはないと想定します)。

投資信託の純資産額は小さいより大きいほうがいいですね。なぜなら、運用効率がよくなるからです。しかし、純資産額はファンドの大きさを表す物差しであって、ファンドの成績とは関係がありません。たとえば、「カネダさま。このAファンドは純資産額1兆円を集めており、たくさんの方が購入されていますよ」というセールストークがあっても、それはAファンドの成績がよいと言っているわけではありません(注意しましょう)。

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