2019年9月20日(金)

投信が売買し過ぎていないか、チェックしよう
はじめての投資信託 実践編(32)

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2013/4/7 7:00
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最近、ファンドの研究に余念がないカネダマモルくん。しかし、投資スタイルの基本のきほんのところで、悩みが出てきているようです。

「カンさん、長期保有が大切なのは分かりますが、投資信託の値段(基準価格)って毎日変わるじゃないですか。あれを見ていると、ついつい売り買いしたくなってしまうのです……」

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

カネダくん。気持ちはよーく分かります。実は「毎日値段が変わるモノを長期保有する」って、とても高度な行いなのです。はっきり言って、売り買いしたほうが面白いですしね……。

「そうです、そうです」

でも、ファンドを売買していると、失敗する可能性も高くなってしまいます。

「失敗、ですか?」

そうです、カネダくん。たとえば、AファンドからBファンドに乗り換えたけれど、Bファンドの価格が思ったほど上がらず、逆に別れたAファンドのほうが、リターンが高くなっていたりすることがあります。金融商品において、価格のアップダウンは時に魔物であり、人間の判断を狂わせることがあるのです。カネダくん、実は人の感情リスクを抑えるために、毎月定額の「積み立て投資」が存在します。

「えっ、それってどういうことですか?」

積み立て投資では、高いときも、安いときも、とにかく毎月同じ商品を買い続けるので、「今月はいくらでファンドを買ったか」ということが気にならなくなります(よい意味で、価格に鈍感になるのです……)。また、積み立て投資では毎月新たに資金を投入しますから、(考え方によっては)毎月が新たな投資の始まりといえますね。「これが始まり、これが始まり」と思っている間に時間が経過して、自然と長期保有になるわけです。

「なるほど……。選ぶとか、買いにいくとか、人の主観をできるだけ排除するほうがよいのですね」

その通りです、カネダくん。

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