日本のインデックス運用、曲折の歴史
はじめての投資信託 実践編(36)

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2013/5/5付
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ダメです、カネダくん。もう一度やり直し! 相談業務でいきなり、「ご主人の年齢は何歳ですか?」なんて聞いてはいけません。ご職業についても、ズバリ尋ねるのではなく、まずはお仕事の周辺情報をお伺いして、少しずつ核心に近づいていくようにしましょう……。

「緊張すると、どうしても事務的な聞き方になってしまって……」

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

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カネダくん、気持ちはよーく分かります。でも、焦らないでください。こうやって相談業務のロールプレイを行うことで、少しずつアドバイザーとしての型が出来上がってくるのです……。適切なアドバイスのためには、お客様の背景(バックグラウンド)を知ることが重要ですが、インデックス運用の歴史をたどる際も、ここに至るまでの足跡、バックグラウンドを知ることが大切です。

日本は米国に比べてインデックスファンドの歴史が浅く、1985年に国際投信委託(現:国際投信投資顧問)が国内初のインデックス・ファンドを設定しました。また、今日でも運用を続けている日興アセットマネジメントの「インデックスファンドTSP」は、1986年2月に設定されています。

「もう27年も運用を続けているのですね……」

そうです、カネダくん。90年代に入ると年金運用を中心に少しずつインデックス運用が広がりますが、個人投資家の間では、日本株のインデックスファンドくらいしか選択肢がありませんでした。そんな中、98年に「日興パレット」が登場したのです。

「パレットですか……?」

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