新興株6日、ジャスダックは反落 ゲームやネットの一角に売り
6日の新興企業向け株式市場では、日経ジャスダック平均株価が4営業日ぶりに反落した。大引けは前日比12円51銭(0.70%)安い1775円54銭だった。8月の米雇用統計発表や東京が立候補している2020年夏季五輪の開催地を決定する国際オリンピック委員会(IOC)総会などを控えた週末ということもあって手じまい売りに押された。前日まで3日続伸していたことからゲームやネット関連の一角に利益を確定する売りも出やすかった。前日に売買代金が東証全体で首位となったガンホーは朝方に約1カ月ぶりの高値を付けたが、次第に利益確定の売りが優勢となり下げに転じて終えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1314億円、売買高は4889万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は反落。クルーズのほか、Dガレージ、いちごHDが下落した。半面、楽天、アイル、スターバクスが上昇した。
東証マザーズ指数は続落。大引けは前日比14.13ポイント(2.02%)安い683.68だった。サイバー、オークファン、ディディエが売られた。一方、コロプラ、ユーグレナ、モルフォが買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕