新興市場31日、ジャスダック平均、続伸 オンラインゲーム上昇
31日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5日続伸。大引けは前日比5円25銭(0.43%)高い1218円87銭とこの日の高値で引けた。今晩以降、米国で重要な経済指標の発表が相次ぐため投資家の見送りムードは強く、外部環境に影響を受けにくい内需関連の好業績企業が買われた。インターネット関連の一部やオンラインゲーム関連が上昇した。
市場の注目は、日経ジャスダック平均株価が25日移動平均線(1225円16銭)を越えるかどうかに集まっている。水戸証券の岩崎利昭投資情報部チーフオフィサーは「越えた後の利益確定売りをこなせれば平均線が下値を支持するだろう」と話していた。東証マザーズ指数は29日に25日移動平均線を上抜けしている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で184億円、売買高は4936万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は5日続伸した。Dガレージ、楽天、ガンホーが上昇し、クルーズ、ヒトコム、ウエストHDが下落した。
東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落。大引けは前日比0.75ポイント(0.17%)安い451.04だった。サイバー、スタートトゥ、エヌピーシーが売られ、ミクシィ、ACCESS、タカラバイオが買われた。
〔日経QUICKニュース〕
関連企業・業界
関連キーワード