新興株前引け、ジャスダック続落で2000円下回る ガンホーが反落
23日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日に比べ59円41銭(2.89%)安い1997円13銭で、取引時間中としては約1週間ぶりに2000円を下回った。東証1部の値動きの軽い低位株などに個人投資家の関心が移り、新興市場ではガンホーなど時価総額の大きい銘柄に利益確定売りが広がった。ジャスダック市場の売買代金は概算で867億円、売買高は5315万株だった。
主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は反落し、下落率は約7%に達した。ガンホーは反落し、連日で100万円を下回る場面があった。楽天、クルーズ、3DMも下落した。半面、ファンコミや第一興商が上昇した。
東証マザーズ指数は大幅に続落した。前引けは前日比52.54ポイント(5.78%)安い856.66だった。バイオ関連など幅広い銘柄が下落した。コロプラ、ユーグレナ、タカラバイオが安い。オークファンは高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕