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日経平均、終値153円安 5カ月ぶり9000円割れ

午後に買い戻し、下げ幅縮小

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。終値は前日比153円08銭(1.68%)安い8944円48銭で引けた。東日本大震災が発生した直後の3月15日(8605円)以来、約5カ月ぶりの安値。3日間の下げ幅は計714円(7.4%)に達した。米国債の格下げを嫌気した世界的な株安の流れを受けた。ただ、日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、大引けにかけて下げ幅を縮小。東証1部の売買代金は概算で1兆9763億円と3月23日(2兆2929億円)以来約4カ月半ぶりの高水準。年初来安値銘柄数は219で今年度で最多だった。

格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日に米国債の格付けをトリプルAからダブルAプラスに引き下げた。週明け8日の米国市場ではダウ工業株30種平均が600ドル超下げた。東京市場でも主力株を中心に幅広い銘柄に売りが広がった。アジアの株式相場も午前に下げ基調を強めたため、日経平均は440円(4.39%)安の8656円まで下げる場面があった。

午後に入ると「売られすぎ感が強まり、買い戻しが入るようになった」(SMBC日興証券の小林久恒国際市場分析部部長)といい、下げ幅は縮小。上海総合指数が上げに転じたことで投資家心理がやや改善したほか、日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、世界的な市場の混乱への対応策への期待感も相場を支えた。

東証株価指数(TOPIX)は6日続落。終値は12.47ポイント安い770.39となった。業種別TOPIXでは全33業種中32業種が下げた。「鉱業」や「海運業」などの下げが目立った。

東証1部の売買高は概算33億1923万株だった。値下がり銘柄数は1206、値上がりは362、横ばいは101だった。

トヨタや三菱UFJ、ソフトバンク、ファナック、コマツ、ホンダが安い。東芝や三菱商、キヤノン、野村、ソニーも売られた。一方でグリーやディーエヌエ、三菱重、SMC、帝人、オークマが高い。東電を除く電力株は軒並み上昇した。

東証2部株価指数は6日続落。ソディックや山洋電、ニフティが安い。一方、ツクイや稀元素、ツインバードが高い。〔日経QUICKニュース〕

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