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東証大引け、4日続伸 個別物色支え、FRB議長証言控え様子見も

17日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続伸し、前日比15円92銭(0.1%)高の1万4615円04銭とこの日の高値で終えた。日経平均はマイナス圏で推移する時間帯が多かったが、1万4500円を下回る場面で相場の底堅さが意識され、先物を中心に買い戻しが優勢になった。約3割を出資する中国の電子商取引(EC)最大手アリババ集団が香港に上場するとの観測で、ソフトバンクが大幅高となったのも相場を支えた。ソフトバンク1銘柄で日経平均を35円近く押し上げた。

朝方は利益確定目的の売りが先行した。短期的な相場の過熱感への警戒感に加え、前日の米株安や円相場の上昇を受け売りが優勢になった。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長の議会証言を17、18両日に控え、様子見姿勢も強かった。円相場の上げ幅拡大や中国の上海総合指数などアジアの主要な株価指数の下落もあって、日経平均は前日比で140円近く下げる場面があった。

一方、個別に買い材料が出た銘柄への物色が相場を支えた。復配観測報道を背景に三菱自が上昇したほか、米国の自動車向けの炭素繊維部材事業に本格進出すると伝わった東レなどが上昇した。「個別株の物色が相場全体の支えになった」(マネックス証券の金山敏之マーケット・アナリスト)との指摘があった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸。業種別TOPIXは33業種中21業種が上昇した。「その他製品」や「鉱業」の上昇が目立った。

東証1部の売買代金は概算で2兆3547億円、売買高は32億2382万株だった。値上がり銘柄数は928、値下がり銘柄数は680、変わらずは144だった。

トヨタやホンダ、マツダなど自動車株は売り先行後に上げに転じ高く終えた。神戸鋼や新日鉄住金など鉄鋼株も上げた。任天堂が連日で年初来高値を更新したほか、MSCI指数採用を控えサントリーBFも上げた。一方、東電が下落したほか、住友不や菱地所など不動産株の一角が軟調だった。キヤノンやニコンなど精密株への売りも目立った。

東証2部株価指数は14日続伸した。不二サッシ、イクヨ、M2Jが上げた。半面、特別損失の計上を発表したダイヤ電機が急落。Jトラスト、Oakが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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