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東証大引け、5日ぶり反発 4年11カ月ぶり高値、TOPIXはリーマン前回復

7日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発。終値は前営業日の2日比486円20銭(3.55%)高の1万4180円24銭だった。1万4000円台に乗せ、2008年6月以来、約4年11カ月ぶりの高値水準を回復した。前週末発表の米雇用統計が市場予想を上回る改善を示し、投資家の不安心理が後退した。投資家のリスク許容度が高まる中で、外国為替市場で安全資産とされる円が対ドルやユーロで下落。円安で業績改善が見込める輸出関連株を中心に海外勢の資金流入の勢いが再び増した。

日経平均株価が1万4000円台を回復し、一時上昇幅が500円を超えたことを示す株価ボード(7日午後、東京・八重洲)=共同

「足元での米景気指標には弱い内容が目立っていただけに、4月の米雇用の改善に市場は敏感に反応した」(国内証券)という。連休中の米株式相場が強含みで推移したことを受け、日本株にも再び海外勢の買いの動きが広がった。電機や自動車などが買われ、ソニーは年初来高値を更新した。

前場中ごろから円相場がやや強含む動きとなり、日経平均も上値の重さが目立ったが、後場に入ると再び円相場が伸び悩み、日経平均株価もじり高基調に転じた。日本株の持ち高増を狙った海外勢とみられる買いが株価指数先物に断続的に入り、裁定取引などを通じて日経平均を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時500円超に達し、終値でも東日本大震災発生後の11年3月16日以来、約2年2カ月ぶりの上昇幅を記録した。

本格化している国内企業の決算発表など業績を手掛かりとした選別も進んだ。前期の連結営業利益上振れ観測が伝わったトヨタが大幅高となり、26日に付けた年初来高値(5790円)にあと10円に迫った。半面、14年3月期の連結純利益見通しが市場予想を下回った菱地所は大引けにかけ上げ幅を縮小、小幅高で取引を終えた。

東証株価指数(TOPIX)は反発。終値は2日比35.29ポイント高い1188.57と、米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻する直前の2008年9月12日の水準(1177.2)を上回った。

東証1部の売買代金は概算で2兆8084億円、売買高は31億8252万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1630と全体の95%で、ほぼ全面高の展開。年初来高値を更新した銘柄数も490と、3月11日以来、約2カ月ぶりの多さだった。値下がり銘柄数は62、横ばいは20だった。

ファストリファナック京セラが買われ、野村東電三菱UFJみずほFGも高かった。半面、イオンが売られ、三井松島ネクソン朝日ネット平河ヒューテが安い。CTCの値下がりが目立った。

東証2部株価指数は4日続伸。高木M2J昭和飛が上昇した。朝日インテク川澄化が下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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