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日経平均、2カ月ぶり安値 下げ幅2日で692円

7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。大引けは前日比331円10銭(3.10%)安の1万0364円59銭と、3月4日以来、約2カ月ぶりの安値で、この2日間の下げ幅は約692円になった。ギリシャなど欧州諸国の財政問題が長引くとの懸念から6日の米株式相場が急落。外国為替市場での円高進行も嫌気され、幅広い銘柄に売りが膨らんだ。東京証券取引所第1部の93%の銘柄が値下がりする全面安になった。売り買いが交錯した結果、東証1部の売買代金は概算で2兆2597億円に達し今年最大だった。

取引開始直後から大幅に値を下げた日経平均株価(7日午前、東京・日本橋)

6日は米ダウ工業株30種平均が347ドル安と急落したほか、ニューヨーク外国為替市場で円相場はドルに対して1ドル=87円台、対ユーロでは1ユーロ=110円台と急速に円高が進行。東京市場では採算悪化を懸念してキヤノンや京セラなど主力の輸出関連株が軒並み下げた。日経平均の下げ幅は約440円に達する場面があった。

日銀が即日開始の資金供給オペを実施したことや主要7カ国(G7)の財務相がギリシャ情勢などを巡って電話会談を開くと伝わったことを受け、東京市場では円高の流れが一服した。短期間で下げた後だけに値ごろ感からの買いや買い戻しの動きが広がる場面もあった。ただ「今後のギリシャ問題の行方や7日の欧米株や為替動向を見極めたいとの雰囲気が根強い」(中堅証券の情報担当者)といい、日経平均を大きく底上げする展開にはならなかった。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落した。東証1部の売買高は31億1562万株に達し、1月14日以来の高水準だった。東証1部の値下がり銘柄数は1568、値上がりは91、変わらずは17だった。業種別TOPIXは全33業種が下落。その他製品や精密機器の下げが目立った。

ファナック、信越化、東エレク、アドテストが安い。トヨタ、ホンダ、日産自、マツダも軟調。郵船、商船三井の海運株、みずほFG、三菱UFJ、三井住友FG、野村など金融株も下げた。4月の既存店売上高が2カ月連続で2ケタ減となったファストリは大幅安。半面、三井金、新日鉄、JFEが上昇。伊藤忠、ジェイテクトも上昇した。

東証2部株価指数は大幅に続落した。ラオックス、トーセイ、オリコが下げた。半面、Oakが上げた。〔NQN〕

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