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東証大引け、大幅続落 円高・業績警戒で売り、3週間ぶり安値

26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落。終値は前日比432円95銭(2.97%)安の1万4129円98銭だった。7月8日以来、約3週間ぶりの安値を付けた。円相場の上昇を受け、輸出主力株に売りが出た。投資家の期待に対してさえない決算発表が相次ぐなか、企業業績への警戒も浮上。決算発表を前に三菱UFJなど時価総額上位の一角には持ち高を減らす売りもかさんだ。下落幅は6月13日(843円)以来、約1カ月半ぶりで、今年7番目の大きさだった。

米国で緩和的な金融政策が当面維持されるとの観測が強まり、外国為替市場で円相場が上昇。一時1ドル=98円台まで上昇し、輸出関連株や株価指数先物に売りがかさんだ。日経平均は25日移動平均(1万4110円)付近まで下落。週間ベースでは459円(3.15%)安となり、6週ぶりの下落となった。

発表が本格化している企業の2013年4~6月期決算発表は、円安効果が収益を押し上げる一方で、販売数量が想定や前年実績を下回る例が相次いでいる。中国や欧州経済の先行き不透明感から業績が会社計画比で上振れることへの期待が後退。手掛かり難の中で買いが細り、売りに押されやすかったことも下げに拍車を掛けた。市場では「企業は上期や通期の業績予想は据え置き、保守的な姿勢が目立つ。投資家は企業収益よりも政府の成長戦略の具体策を待っている」(BNPパリバ証券のダグラス・ブッチャー株式営業部長)との声があった。

寄り付き前に発表された6月の消費者物価指数(CPI)は14カ月ぶりに前年同月比で上昇したが、市場予想(0.3%)とほぼ同水準だったため、買い材料視する動きは限られた。

東証株価指数(TOPIX)は大幅に3日続落。下落率は2.9%だった。東証1部の売買代金は概算で2兆3712億円、売買高は27億1432万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の9割超の1597、値上がりは126で、横ばいは32だった。

JFEは取引時間中に発表した2014年3月期の経常利益見通しが市場予想に届かず、一時11%安まで売り込まれる場面があった。ソフトバンクトヨタが下落し、東電みずほFG野村が下落。キヤノンも続落した。前日に13年4~6月期の連結決算を発表した日産自も一時3%近く下げる場面があった。半面、GMOが上昇。富士電機シャープが買われ、荏原オリンパスも堅調だった。

東証2部株価指数は5営業日ぶりに反落。OakM2J高木が下落。一方でJトラストキャリアデザ不二サッシが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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