2018年6月22日(金)

東証大引け、続伸で1万4000円台 欧米景気に期待、先物主導で乱高下

2013/8/14付
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 14日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比183円16銭(1.32%)高の1万4050円16銭だった。心理的節目の1万4000円台を回復するのは6日以来、約1週間ぶり。欧米景気の回復期待を背景に運用リスクをとりやすくなった投資家の買いが相場を押し上げた。商いは薄く、取引時間中は日経平均先物が主導して相場が上下に振れる不安定な展開だった。

 日経平均は取引終盤に上げ幅を拡大し、前日に続く高値引けだった。日本時間14時30分発表のフランスの4~6月期の国内総生産(GDP)速報値が前期比0.5%増と、市場予想を上回り、欧州の景気不安が後退した。日経平均先物が上げ幅を拡大すると現物株にも買いが増え、日経平均は1万4000円台に乗せた。外国為替市場でドルやユーロに対する円売りが加速したのも、さらに株買いを促す要因になった。

 一方、香港証券取引所は台風の接近に伴って14日の株式とデリバティブのすべての取引を中止するなど手掛かりは少なく、利益確定売りが優勢になる場面もあった。日経平均は先物主導で後場に一時、前日比の下げ幅を119円まで拡大した。日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は302円と、取引時間中に1万4000円台に乗せた8日の474円以来の大きさだった。

 「国内では政策実行力を見極める段階に入っているうえ、4~6月期の企業業績も期待ほど強い内容ではなかったことで失望感が広がっており、株式相場を支える明確な要因はみられない」(立花証券の平野憲一顧問)と、方向感に乏しく荒れ気味の相場展開を警戒する市場関係者は多い。

 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆8793億円と、3営業日連続で2兆円を下回った。3日連続の2兆円割れは2月18日~21日の4日連続以来。売買高は22億2673万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の78%に当たる1363、値下がり銘柄数は296、変わらずは93だった。ファストリ、ファナック、ソフトバンク、住友不が高い。トヨタ、日産自、いすゞ、富士重をはじめとする自動車株にも買いが入った。キヤノン、東エレク、コマツ、スクリンに売りが出た。

 東証2部株価指数は続伸した。不二サッシ、朝日インテク、田淵電が上昇した。日本ケミカルが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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