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東証大引け、3日ぶり反落 利益確定売り、個別物色で下値限定

24日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比47円23銭(0.32%)安の1万4731円28銭で終えた。短期的な相場の過熱感が根強く、国内主要企業の2013年4~6月期決算の本格化を控え当面の利益を確定する目的の売りが優勢だった。一方、個別に買い材料が出た日電産などへの物色意欲は旺盛で、底堅く推移した。7月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化を受けたアジア株の反応が限定的だったことも投資家心理を下支えした。

朝方は売りが先行した。騰落レシオなどテクニカル指標から過熱警戒感が強まっていたほか、前日のシカゴ市場の株価指数先物の清算値が大証清算値を下回ったのを受けて株価指数先物に売りが先行した。ファストリファナックなど指数への影響が大きい銘柄を中心に裁定解消売りが出た。HSBC製造業PMIの発表を控えた警戒感もあり、日経平均は下げ幅を150円近くまで拡大する場面があった。

一方、個別に買い材料が出た銘柄への物色が相場を支えた。前日の大引け後に14年3月期の純利益予想を上方修正した日電産が大幅に上昇。米アップルが23日に発表した4~6月期決算で主力の「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が市場予想を上回ったのを受け、アルプス太陽誘電などアップルと取引関係のある銘柄にも買いが広がった。

日経平均の日中取引の高値と安値の差は121円と、16日以来の小ささになった。日経平均株価の将来の値動きの大きさを予測する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は25.84と5月9日以来、約2カ月半ぶりの水準に低下した。

東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落した。業種別TOPIXは33業種中24業種が下落した。「海運業」や「建設業」、「医薬品」の下落が目立った。

東証1部の売買代金は概算で2兆98億円と4日以来、ほぼ3週間ぶりの低水準だった。売買高は21億1807万株だった。値下がり銘柄数は873、値上がり銘柄数は734、変わらずは146だった。

ファストリ花王ダイキンが日経平均の押し下げ寄与の上位に入った。トヨタホンダなど自動車株が小安く終えた。東電など電力株も全般に軟調だった。三井住友FG三菱UFJなど銀行株も下げた。一方、アップルと取引関係のあるローム村田製ミネベアが買われた。ハウス任天堂野村も上げて終えた。三井物など商社株の一角も買われた。

東証2部株価指数は3日続伸した。ダイハツデM2J田淵電が上げた。半面、JトラストOak理経が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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