2019年4月23日(火)

日経平均が1万円割れ 終値9925円、欧州問題と円高重荷

2011/7/12 15:26
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12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落。終値は前日比143円61銭(1.43%)安の9925円92銭と、1日以来の安値水準をつけた。終値が1万円を割り込むのは5日以来、5営業日ぶり。欧州債務問題がイタリアなどに拡大するとの警戒感から、前日の欧米株が軒並み下落。東京市場でも朝方から幅広い銘柄が売られた。外国為替市場で一時、1ドル=80円台前半、1ユーロ=111円台後半まで円高が進み、輸出関連株に収益悪化を懸念する売りがかさんだことも重荷となった。

日経平均は下げ幅を一時160円強まで広げた。11日時点の東証1部の騰落レシオが140%台と過熱感を示す水準とあって、欧州不安の再燃をきっかけに利益確定売りを進める動きも増えた。「海外景気の不透明感から、押し目を狙っていた投資家の買いも入りにくかった」(東海東京証券エクイティ部の太井正人グループリーダー)と買い手控え気分も強く、安値圏での推移が続いた。

もっとも、大幅安を受けて日銀の株価指数連動型の上場投資信託(ETF)買いが入るとの期待も浮上。下値を一段と売り進む動きは限られた。200日移動平均を下値の節目として意識する市場関係者も多い。

東証株価指数(TOPIX)も続落。業種別TOPIXは33業種すべてが下落した。「鉱業」のほか、「証券商品先物」や「その他金融」、「保険」と金融関連が下落率の上位に並んだ。

東証1部の売買代金は概算で1兆1985億円、売買高は同18億3072万株。東証1部の下落銘柄数は全体の78%にあたる1306、上昇銘柄数は245、横ばいは120だった。

前日に増資を発表したエルピーダは連日で年初来安値を更新。前日開示した今期業績見通しが市場予想を下回ったデンソーも下げた。三菱UFJなどメガバンクや東電ソフトバンクが下落。トヨタコマツキヤノンも売られた。半面、NTTドコモいすゞエーザイが小幅高。鬼ゴムニトリHDスカパーJも上げた。

東証2部株価指数は5日ぶりに反落。ソディック日鋳造が下げた。日本ドライやクロタニなど直近の新規上場銘柄も売られた。一方、ツクイゼニス羽田が上昇している。〔日経QUICKニュース〕

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