東証大引け、4日続落 機械受注悪化が重荷、先物売りで下げ幅やや広げる

2014/7/10付
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日経平均4日続落、終値86円安の1万5216円。10日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

日経平均4日続落、終値86円安の1万5216円。10日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)

10日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。終値は前日比86円18銭(0.56%)安の1万5216円47銭だった。内閣府が朝に発表した5月の機械受注統計が大幅に悪化したことを嫌気した売りが優勢だった。後場中ごろからは先物に売りが膨らみ、裁定取引解消に伴う売りが現物株に広がった。日経平均はこの日の安値圏で取引を終えた。4日続落は5月19日以来約2カ月ぶり。

朝方は小幅高で始まった。前日の米国市場で米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が後退し、ダウ工業株30種平均が反発したことを好感した買いが先行した。ただ寄り付き直前に発表された5月の機械受注統計で民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の受注額(季節調整値)が前月比で19.5%減ったことが伝わったことから次第に売りが優勢となった。

前場中ごろから後場中ごろまでは積極的な売買が控えられ、日経平均は1万5200円台後半で膠着した。その後11日の株価指数オプションの特別清算指数(SQ)算出を控えて「先物に仕掛け的な売りが断続的に出た」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)ことから、大引け前にかけてはやや下げ幅を広げた。

JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに続落。業種別TOPIXでは全33業種中、「空運業」を除く32業種が下落。朝方から「証券商品先物」の下落が目立った。そのほか、「海運業」、「機械」の下げも目立った。

東証1部の売買代金は概算で1兆6706億円と、売買活況の節目とされる2兆円を1日以来7日連続で下回った。売買高は19億7386万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1465と全体の8割が下落。値上がり銘柄数は260、変わらずは90だった。野村が商いを伴って下落。三菱UFJ三井住友FGみずほFGなど銀行株も下げた。トヨタソフトバンクキヤノンも売られた。一方、沖電線ファストリIHIJALマーベラスが上昇した。

東証2部株価指数は続落。FDK不二サッシ抵抗器Jトラストが下落。半面、ケミプロ長野日無日本鋳造が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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