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東証大引け、続伸 1万5300円台 5年5カ月ぶり高値、欧米株高など受け

20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前週末比222円69銭(1.5%)高の1万5360円81銭と連日で年初来高値を更新。2007年12月27日以来の高値水準となった。前週末の欧米株高や、円相場の下落を受けて、自動車など主力の輸出関連株を中心に買われた。17日に安倍晋三首相が成長戦略のうち企業と農業の競争力強化策を発表したほか、20日付の日本経済新聞朝刊が日本とインドが原子力協定交渉の再開で合意すると報じ、関連銘柄の物色が相場を押し上げた。

前週末に米ダウ工業株30種平均やドイツ株価指数(DAX)が最高値を更新し、投資家が運用リスクを取りやすくなったとの見方も買い安心感につながった。アジアの株式相場が総じて堅調に推移したことも、投資家心理の改善につながった。政府が5月の月例経済報告で景気の総括判断を「緩やかに持ち直している」へと2カ月ぶりに上方修正し、景気回復期待を裏付けたとの見方も広がった。

一方、長期金利の指標である10年物国債利回りが上昇(価格は下落)し、不動産株が下げた。日本百貨店協会が発表した4月の全国百貨店売上高が既存店ベースで前年同月比で4カ月ぶりに減少に転じ、高島屋など百貨店株が一段安となった。ただ、相場全体の先高観は根強く、安値圏では押し目買いが入った。

東証株価指数(TOPIX)も続伸し、08年8月12日以来の高値を付けた。業種別TOPIXは33業種中26業種が上昇した。

東証1部の売買代金は概算で3兆5651億円(速報ベース)で、売買高は48億7023万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1106、値下がり銘柄数は524、変わらずは83だった。

東電シャープが制限値幅の上限(ストップ高)水準で取引を終えた。トヨタマツダホンダなど自動車株が上昇。米エネルギー省による新型ガス「シェールガス」輸出の解禁決定を受け、電力株のほか日揮千代建などプラント関連株も大幅に上昇した。一方、三菱UFJ三井住友FGなどメガバンクの一角が下落。アステラス大日本住友エーザイなど医薬品も下げた。

東証2部株価指数は続伸した。M2J日本インター日本ERIが上げた。一方、高木朝日インテクサクセスHDが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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