2019年4月20日(土)

東証前引け、小幅反落 米株安で売り先行、朝安後は下げ渋る

2011/6/9付
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9日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落した。前引けは前日比27円87銭(0.29%)安の9421円59銭だった。8日の米ダウ工業株30種平均が6日続落したことが嫌気され、幅広い銘柄が安く始まった。米景気の減速懸念を背景に、電機など主力の輸出関連株を中心に売られた。その後、円相場が1ドル=79円台後半から80円台に下げると株価指数先物に買いが入り、日経平均は朝安後7円安まで下げ渋る場面があった。東電は一時41円(20.5%)安の159円まで下げ、連日で上場来安値を更新した。

午前の日経平均は高値と安値の差が60円弱にとどまり、9400円を挟んで方向感が乏しかった。米国株が前日も下げ止まらなかったことで、全般に買いの手控え姿勢を引きずった。「米景気の先行きを見極めたいとの空気が引き続き強い」(中堅証券の情報担当者)との声が多かった。

もっとも売りを急ぐ材料も乏しく、東証1部全体のPBR(株価純資産倍率)が1倍水準とあって下値は堅かった。ちばぎんアセットマネジメントの安藤富士男顧問は「日本株は東日本大震災後に先行して大きく下げており、割安感や企業業績の回復期待が支えになっている」と話していた。

東証株価指数(TOPIX)も小幅反落した。業種別TOPIXは33業種のうち27業種が安くなり、電気・ガス業、その他製品、証券商品先物の下げが目立った。

東証1部の午前の売買代金は概算で4207億円、売買高は同6億8808万株だった。東証1部の下落銘柄数は全体の55%にあたる892、上昇銘柄数は512、横ばいは219銘柄だった。

ホンダ、コマツ、ソフトバンク、東芝、ソニー、ミツミが売られた。ぐるなび、ザッパラスが下げ、きょう付で東証1部に指定されたボルテージは5日続落した。一方でヤマダ電、ダイキン、ブリヂストン、JTが値上がりした。SUMCOは反発。8日大引け後に発表した2011年2~4月期の連結経常損益の黒字化が好感された。

東証2部株価指数は反落した。三谷商、技研興が下げ、ツクイが上昇した。きょう新規上場のクロタニは公募・売り出し価格(1200円)を挟んでもみ合い、前引けは1165円だった。〔日経QUICKニュース〕

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