東証前引け、大幅続落 円高・米株安・アジア株安で売り膨らむ

2013/6/13 12:01
保存
共有
印刷
その他

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。前場終値は前日比701円92銭(5.28%)安の1万2587円40銭だった。日銀が異次元緩和に踏み切った4月4日の終値(1万2634円54銭)を4営業日ぶりに下回った。下げ幅は前場中ごろに800円を超える場面もあった。前日の米株安に加え、外国為替市場で円相場が1ドル=94円台と2カ月ぶりの水準に上昇し、投資家のリスク回避姿勢が強まり、株式を売る動きが加速。東証1部はほぼ全面安となった。

香港やフィリピンなど、きょうのアジア株が軒並み安で始まったことも投資家心理を冷やした。前日まで連休だった上海株式市場では上海総合指数が年初来安値を下回る場面があった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を来週に控え、世界的に米国の金融政策の行方を見極めたいという空気が広がっている。

東証株価指数(TOPIX)は続落。前引け時点で業種別TOPIXは全33業種が下落した。「ゴム製品」や「精密機器」、「情報・通信業」の下げが大きかった。

東証1部の売買代金は概算で1兆3201億円と前日同時点に比べて約3000億円多かった。売買高も16億9240万株と前日より2億5000万株ほど多かった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約94%にあたる1598、値上がり銘柄数は83、変わらずは28だった。

ソフトバンクファストリなど日経平均への寄与度が大きい銘柄が急落した。円高を嫌気してトヨタホンダなど自動車大手が軒並みが大幅安となったほか、野村大和など証券株も大幅に下げた。日経平均採用銘柄で上げたのは関西電だけだった。

東証2部株価指数も続落。朝日インテクM2J高木が下げた。半面、きちりが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

記事の理解に役立つランキングやデータはこちら

為替関連のデータ&チャート

電子版トップ



[PR]