東証前引け、大幅続落 ウクライナ緊迫でリスク回避 北朝鮮のミサイル発射も重荷

2014/3/3付
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3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落した。午前の終値は前週末比259円24銭(1.75%)安の1万4581円83銭だった。ウクライナ情勢を巡りロシアがクリミア半島に軍事介入することを決めた。米ロの対立が長引いて世界経済に悪影響を与えかねないとの見方から、リスク回避の動きが広がって売りが膨らんだ。安全資産とされる円が買われ、外国為替市場で円相場が1ドル=101円台前半まで上昇したことも相場の重荷となった。

北朝鮮が3日午前に日本海側に短距離弾道ミサイル2発を発射したと伝わり、北東アジア地域特有の地政学リスクも意識された。1日発表の中国の2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が3カ月連続で前月の水準を下回り、中国景気の先行き懸念も意識された。ただ、きょうの上海株が上昇して始まると、日経平均は下げ幅をやや縮めた。

JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も下げた。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9931億円、売買高は11億5018万株。東証1部の値下がり銘柄数は1590、値上がり銘柄数は142、変わらずは51だった。

輸出関連株を中心に幅広い銘柄が下げ、トヨタが1カ月ぶりの安値をつけた。アステラスの下落率が一時、5%を超えた。ソフトバンクKDDIも安い。一方、ファストリは朝方は下落して始まったが、上昇に転じた。

東証2部株価指数は続落。AGCapJトラストゼニス羽田は安い。一方、ワッツが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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