円急落、82円台後半 S&Pが日本国債格下げで

2011/1/27付
保存
共有
印刷
その他

27日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ70銭の円安・ドル高の1ドル=82円84~85銭近辺で推移している。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同日夕、日本の国債格付けを「ダブルAマイナス」に格下げしたと発表。日本のソブリンリスク(政府債務の信認危機)が意識され、ドルやユーロに対して円が急落した。17時過ぎには83円22銭近辺まで下げ幅を広げ、12日以来およそ2週間ぶりの安値を付けた。

月末を控えて、国内輸出企業の円買い・ドル売りが進み、日中は高く推移する場面もあった。

9~17時の円の安値は83円09銭近辺、高値は82円00銭近辺で、値幅は1円09銭程度だった。

円は対ユーロで反落した。17時時点では同92銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=113円22~25銭近辺で推移している。S&Pの日本国債格下げを材料に円売り・ユーロ買いが優勢だった。113円台は昨年11月23日以来およそ2カ月ぶり。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに小反落した。17時時点は同0.0006ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.3665~68ドル近辺で推移している。欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めへの警戒感からユーロ高・ドル安が進んでいた反動で、利益確定のユーロ売り・ドル買いが夕刻にかけて優勢となった。〔日経QUICKニュース〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]