/

外為17時 円、反発し103円台半ば 米経済指標見極め 対ユーロも反発

14日の東京外国為替市場で円相場は大幅に反発。17時時点では前週末10日の同時点に比べ1円51銭の円高・ドル安の1ドル=103円45~48銭近辺で推移している。前週末に発表された2013年12月の米雇用統計で雇用者数の伸びが鈍ったことを背景に米経済に対する楽観的な見方がいったん後退。円高・ドル安が進んだ前日までの海外市場の流れを引き継いだ。

市場では米連邦準備理事会(FRB)による資産買い入れの縮小がこれまでの見通しより緩やかなペースになるという指摘が出ている。前日のニューヨーク市場で米長期金利が低下(債券価格は上昇)。日米の金利差が縮まるとの観測から、円買い・ドル売りが優勢になった面がある。

もっとも、日中の取引では円は伸び悩む場面が目立った。サントリーホールディングスが13日に米蒸留酒大手を買収すると発表。M&A(合併・買収)にからんだ円売り・ドル買いが増えるとの見方が上値を抑えた。財務省が午前に発表した国際収支速報で2013年11月の経常赤字が市場予想を上回ったことも円売りの手掛かりになった。

日本時間14日夜の昨年12月の米小売売上高を皮切りに、週内は米経済指標の発表が相次ぐ。米経済の回復度合いを改めて確認したいとの雰囲気が強く、日中の取引では持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。9~17時時点の円の高値は103円02銭近辺、安値は103円53銭で、値幅は51銭程度だった。

午後には細川護熙元首相が小泉純一郎元首相と会談した後、2月9日に投開票が予定される東京都知事選への立候補を表明した。細川氏は脱原発を争点のひとつに挙げ、都知事選では有力候補の1人と目されているが、円相場に目立った反応はみられなかった。その後には舛添要一元厚生労働相が都知事選出馬を正式に表明した。

円は対ユーロで大幅反発。17時時点では同1円59銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=141円30~33銭近辺で推移している。東京市場の連休中に円高・ドル安が進み、対ユーロでの円買いが膨らんだ流れを引き継いだ。12時過ぎには141円台半ばまで伸び悩む場面があった。

ユーロは対ドルで続伸。17時時点は同0.0043ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3656~59ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン