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円、対ドルで15年ぶり高値 対ユーロは約9年ぶり

24日の東京外国為替市場では、円相場が大幅に反発した。17時時点では1ドル=84円58~61銭前後と、前日の同時点と比べ80銭の円高・ドル安水準だった。夕刻に円は急伸し、17時過ぎには一時84円15銭程度まで上げ幅を拡大。11日に付けた84円72銭を大きく上回り、1995年6月以来ほぼ15年2カ月ぶりの高値を更新した。

株式市場で日経平均株価が約1年4カ月ぶりに9000円を割り込んだことを受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から資金の逃避先として円を買う動きが強まった。夕刻は欧州の市場参加者も加わって、円高の流れが加速。損失限定を目的とした円買い・ドル売りで円が急速に押し上げられた。

さらに野田佳彦財務相が17時前から緊急の記者会見を開き、為替相場について「重大な関心を持って極めて注視」と発言。為替介入に関しては「コメントしない」と述べるにとどめたため、円が一段と買い進まれた。

9~17時の円の高値は84円45銭程度で、安値は85円16銭程度。値幅は71銭程度だった。

円は対ユーロでは4日続伸。17時時点では1ユーロ=106円77~80銭程度と、前日の同時点と比べ1円63銭の円高・ユーロ安水準だった。17時過ぎに106円11銭程度まで買われ、2001年9月以来ほぼ8年11カ月ぶりの高値を付けた。対ユーロでもリスク回避の円買いが強まった。野田財務相の会見を受けて政府・日銀による円高対策への警戒感も薄れた。ユーロ圏の景気減速や財政問題などへの懸念を背景としたユーロ売りも続いた。

ユーロは対ドルで続落した。17時時点では1ユーロ=1.2621~24ドル前後と、前日の同時点と比べ0.0072ドルのユーロ安・ドル高水準だった。17時過ぎには1.2608ドル近辺まで下落し、7月13日以来の安値を付けた。ユーロ圏の景気減速懸念や、欧州中央銀行(ECB)による金融緩和が長期化するとの見方からユーロが売られた。〔日経QUICKニュース〕

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