2019年2月22日(金)

外為17時 円、3日続落し103円台前半 対ユーロ、5年2カ月ぶり安値

2013/12/10付
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10日の東京外国為替市場で、円相場は3日続落。17時時点では前日の同時点に比べ14銭の円安・ドル高の1ドル=103円21~24銭近辺で推移している。米経済が底堅さを増しているとの見方が強まる中、運用リスクをとりやすくなった投資家が相対的に低リスクとされる円を売ってドルを買う動きが優勢だった。午前には国内輸入企業による円売り・ドル買いの注文が膨らみ、9時50分前後には一時103円40銭近辺と、5月23日(103円57銭)以来、6カ月半ぶりの安値を付けた。

朝方から売りが先行した。一方で、東京株式市場では日経平均株価が軟調に推移し、円相場の下値を支えた。ドルがユーロやオーストラリア(豪)ドルといった主要な通貨に対して売られる場面では円買い・ドル売りに波及した。14時30分すぎには中国の固定資産投資や工業生産高などの統計が発表されたが、円相場の反応は限定的だった。

15時30分すぎには一部の通信社が「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が海外のインフラファンドに投資する計画がある」と報じた。この後に円がドルに対して売られた。

103円50銭近辺を行使価格とするオプション取引の注文が多く、権利行使を防ぐための円買い・ドル売りも下値を支えた。欧州株式市場では主要な株価指数が下げて始まると、リスク回避を目的とした円買いが入って下げ渋る動きもあった。日中の取引では103円台前半で小幅な値動きにとどまった。

9~17時時点の円の高値は103円17銭近辺で、値幅は23銭程度だった。

円は対ユーロで3日続落。17時時点では同73銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=141円94~96銭近辺で推移している。円売り・ドル買いが膨らむと、対ユーロでの円売りにも波及した。15時40分過ぎには一時142円19銭近辺と、2008年10月6日以来5年2カ月ぶりの安値を付けた。

ユーロは対ドルで5日続伸。17時時点は同0.0048ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3748~51ドル近辺で推移している。前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ユーロ買いが終日優勢だった。11時すぎには一時1.3768ドル近辺と、10月30日以来の高値を付けた。

英ポンドは対米ドルで上昇。日本時間13時すぎにイングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁が英経済について強気の発言をしたと伝わり、ポンドに買いが集まった。一時は1ポンド=1.6465米ドル近辺と、2011年12月以来2年ぶりのポンド高・米ドル安水準を付けた。対円では一時1ポンド=170円02銭と08年10月以来の高値を付けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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