外為12時 円、85円台後半に続落 2年3カ月ぶり安値

2012/12/27 12:17
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27日午前の東京外国為替市場で、円相場は4日続落。12時時点は前日17時時点に比べ44銭の円安・ドル高の1ドル=85円79~82銭近辺で推移している。菅義偉官房長官が午前の会見で円相場について「あまりにも一方的に行きすぎていた円高の動きが修正されてきているような局面になっている」と述べた。発言を受けて円は11時30分過ぎに一時85円84銭近辺と、2010年9月20日につけた2年3カ月ぶりの安値に並んだ。

10時過ぎには85円70銭近辺に控えていた損失覚悟の円売り・ドル買い注文(ストップロス)を巻き込んで円安が加速した。年末が近づいており、国内外の投資家による売買が旺盛だった。10時前の中値決済にかけては国内の事業会社による売買も交錯した。

麻生太郎副総理兼財務・金融相は財務省内で訓示し、「77~78円まで下がったドルが85~86円になった。また8000円を切るほどの(日経平均)株価が1万円を超えるところまできた、というのは単なる目先の話だ」「安定したものになっていかないと(いけない)」と述べた。発言を受けた円相場の目立った反応は見られなかった。

9~12時の円の安値は85円84銭近辺、高値は85円62銭近辺で、値幅は22銭程度だった。

円は対ユーロで3日続落。12時時点は同96銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=113円58~61銭近辺で推移している。対ドルでの円売りにつれ、対ユーロでも円売りが優勢となっている。

12時ちょうどに一時113円60銭近辺と11年8月4日以来の円安・ユーロ高水準を更新した。「海外のヘッジファンドが1年間で積み上げたユーロの売り持ち高を手じまおうと、ユーロ買いに動いている」(国内銀行)との観測もある。

ユーロは対ドルで続伸。12時時点は同0.0040ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3235~38ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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