外為12時 円、続伸し82円前後 ギリシャ支援合意もユーロ買い続かず

2012/11/27付
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27日午前の東京外国為替市場で、円相場は続伸。12時時点は前日17時時点に比べ19銭の円高・ドル安の1ドル=81円98銭~82円01銭近辺で推移している。前週まで速いペースで円安・ドル高が進んだ反動で、持ち高調整の円買い・ドル売りが続いた。ギリシャへの金融支援再開への期待から円売り・ユーロ買いが広がると、つれて円売り・ドル買いが膨らみ、伸び悩む場面もあった。

政権交代で日銀に金融緩和を求める圧力が高まるとの思惑が一服し、短期筋が円を買い戻している。朝方は26日から開かれたユーロ圏財務相会合の結果についての報道が交錯するなかで円買い・ユーロ売りが強まった場面で円買い・ドル売りに波及。8時40分ごろに円は一時81円86銭近辺まで上昇した。

9時半ごろにユーロ圏財務相会合がギリシャ支援で合意したと正式発表されると、対ユーロで円売りが進み、対ドル相場にも波及した。

円売り・ドル買いの一巡後は目新しい手掛かりに欠け、82円ちょうどを挟んでもみ合った。9~12時の円の高値は81円88銭、安値は82円09銭近辺で、値幅は21程度だった。

円は対ユーロで9営業日ぶりに反発。12時時点は同17銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=106円42~46銭近辺で推移している。日本時間早朝に一部報道で「ユーロ圏財務相会合でギリシャ債務削減で合意」と伝わった。直後に最終合意には達していないとも報じられたため、円買い・ユーロ売りが先行し一時106円18銭近辺まで上昇した。

9時30分ごろには同会合のユンケル議長の発言や正式な声明文の内容が伝わり、改めて円売り・ユーロ買いが広がった。市場では「半年以上も保留状態だったギリシャの支援再開にようやくメドが立った」(三菱UFJ信託銀行の塚田常雅資金為替部グループマネージャー)との声が聞かれた。

ユーロは対ドルで3日続伸。12時時点は同0.0009ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2981~85ドル近辺で推移している。ギリシャ支援の再開が正式発表されるとユーロ買い・ドル売りが広がり、一時1.3010ドル近辺と10月31日以来約1カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準に上昇した。もっともユーロ買いの勢いは長続きしなかった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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