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外為12時 円、98円台後半に3日ぶり反発 リスク回避の買い強まる

26日午前の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに大幅反発。12時時点は1ドル=98円83~86銭近辺と、前日17時時点と比べ1円15銭の円高・ドル安で推移している。東京株式市場で日経平均株価が前引けにかけて下げ幅を拡大したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が強まり安全資産とされる円を買う動きが広がった。損失覚悟(ストップロス)の円買い・ドル売り注文を巻き込み、11時40分すぎに一時98円70銭近辺の高値を付けた。12日以来2週間ぶりの円高水準。

朝方は米国の量的金融緩和策がこの先長引くとの見方から円買い・ドル売りが先行した。

総務省が8時30分に発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)で、価格変動が激しい生鮮食品を除く総合は前年同月比0.4%上昇と2008年11月以来の上昇率だった。市場予想よりも上昇率が上振れたことを受け、将来のデフレ解消などを見込んだとみられる円売り・ドル買いがやや進んだ。

10時前の中値決済にかけて、国内の輸入企業が円売り・ドル買いに動いた場面では上げ幅を縮め、円は一時99円36銭まで伸び悩んだ。

麻生太郎副総理・財務・金融相は閣議後記者会見で、総務省が発表した6月のCPIで生鮮食品を除く総合で前年同月比0.4%上昇したことについて「いい流れというか、デフレからインフレの流れになりつつあるのかなあという感じはする」との認識を示した。甘利明経済財政・再生相は閣議後の記者会見で、財政健全化の具体策を盛り込んだ中期財政計画について、「詳細が最終的に決まってくるのは消費増税の判断と同じ時期になってくる」と述べた。相場への反応は限定的だった。

9~12時の値幅は66銭程度だった。

円は対ユーロでも大幅に続伸。12時時点は1ユーロ=131円26~29銭近辺と同99銭の円高・ユーロ安で推移している。日本株の大幅下落を受け、リスク性資産と連動しやすいユーロを売って円を買う動きが膨らんだ。11時50分に一時131円16銭近辺まで上げ幅を広げた。

ユーロは対ドルで反発。12時時点は1ユーロ=1.3279~82ドル近辺と同0.0053ドルのユーロ高・ドル安で推移している。前日の海外市場でユーロ高・ドル安が進んだ流れを引き継ぎ、東京市場でもユーロ買い・ドル売りが優勢だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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