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NY円、4日続落 1ドル=100円55~65銭 1カ月ぶり円安水準

【NQNニューヨーク=増永裕樹】2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比95銭円安・ドル高の1ドル=100円55~65銭で取引を終えた。一時100円73銭まで下落し、6月3日以来、約1カ月ぶりの円安水準をつけた。米連邦準備理事会(FRB)が量的金融緩和の早期縮小に踏み切るとの観測が根強く、円売り・ドル買いが広がった。

米国が量的緩和の出口を模索する一方、日本は量的・質的緩和を当面続ける見込み。金融政策の方向性の違いが改めて意識され、ニューヨーク市場の取引が始まると一気に節目の100円ちょうどを下回った。

午前発表の5月の米製造業新規受注額が良好な内容となり、米景気が改善しているとの見方が浮上。緩和縮小へのハードルが下がったとして、円売りに拍車を掛けた面もあった。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は午後の講演で、量的緩和の縮小時期を慎重に見極める姿勢を示した。発言は前週の講演に沿った内容だったため、相場への影響は限られた。

円の高値は99円81銭だった。

円は対ユーロでも4日続落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円55~65銭で終えた。131円08銭と6月11日以来、3週間ぶりの円安水準をつける場面もあった。対ドルでの円安が波及し、円売り・ユーロ買いが優勢になった。

ユーロは対ドルで反落した。前日終値の1ユーロ=1.30ドル台後半から1.29ドル台後半まで水準を切り下げた。節目の1.30ドルを割り込み、一時1.2964ドルと6月3日以来、約1カ月ぶりの安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)が利下げなどを検討していると伝わった。量的緩和の出口を視野に入れつつある米国との金融政策の違いが浮き彫りになり、ユーロ売り・ドル買いが広がった。ユーロの高値は1.3038ドルだった。

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