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NY円、大幅反発 1ドル=96円00~10銭で終了、日銀政策維持で

【NQNニューヨーク=岩切清司】11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに大幅反発した。前日比2円70銭円高・ドル安の1ドル=96円00~10銭で取引を終えた。一時95円59銭まで上昇し、94円台を付けた7日以来の円高水準をつけた。日銀が同日、金融政策の現状維持を決定。追加緩和期待を手掛かりとした円売りが事前に広がっていただけに、買い戻しが入った。

日銀が金利変動の抑制を目的とした追加緩和に踏み切るとの期待を手掛かりに、一部の海外投資家は円売り・ドル買いの持ち高を積み上げていたという。政策維持が決まると、東京市場で反対売買となる円買い・ドル売りが加速。ニューヨーク市場も地合いを引き継いだ。

日本経済新聞は米国東部時間の午後、電子版などを通じて「金融庁は、金融機関への投資家の責任を厳しく問う新しい制度を導入する」と伝えた。金融機関の経営破綻時を想定した内容で現在の情勢下での懸案事項ではないが、日本株の売り材料になるとの見方から円買いの勢いが強まるきっかけになった。

11日の円の安値は1ドル=97円30銭だった。

円は対ユーロでも3営業日ぶりに反発し、前日比3円10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円75~85銭で終えた。円が対ドルで上昇し、対ユーロでも円買いが広がった。

ユーロは対ドルで続伸した。前日終値の1ユーロ=1.32ドル台後半から1.33ドル台前半に水準を切り上げた。一時1.3318ドルまで上昇し、2月25日以来、約3カ月半ぶりの高値をつけた。

ドイツの憲法裁判所で、欧州中央銀行(ECB)による国債買い取りプログラム(OMT)の合法性を問う審理が始まった。証言に立ったECBのアスムセン専務理事が同政策について「正しかった」との認識を示したことが相場を押し上げた。

ユーロの安値は1ユーロ=1.3232ドルだった。

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