2019年2月21日(木)

NY円、続伸 1ドル=77円95銭~78円05銭、3カ月半ぶり高値

2012/6/2付
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【NQNニューヨーク=川内資子】1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=77円95銭~78円05銭で取引を終えた。米雇用統計を受けて、米雇用の回復が鈍化しているとの見方から円買い・ドル売りが優勢となった。一時77円66銭まで上昇し、2月14日以来、ほぼ3カ月半ぶりの高値を付けた。

5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は6万9000人増と、1年ぶりの低水準となった。3、4月分も下方修正された。米雇用回復のペースが非常に鈍いとの見方が強まり、円が対ドルで上昇。発表直後に円はこの日の高値を付けた。

もっとも、円買い一巡後は、円は対ドルで上げ幅を縮めた。77円台の円高・ドル安水準では日本政府・日銀による円売り・ドル買い介入への警戒感が強いという。

円の安値は78円72銭だった。

円は対ユーロで8営業日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=96円95銭~97円05銭で取引を終えた。円が対ユーロで上昇を続けた後の週末とあって、目先の利益を確定したり、持ち高を調整したりする目的の円売り・ユーロ買いがやや優勢となった。

米雇用統計の発表直後は、円は対ユーロで95円59銭まで買われ、2000年11月以来、11年半ぶりの円高・ユーロ安水準を付ける場面があった。米景気の不透明感が強まり、低金利通貨で相場変動リスクが比較的低いとされる円に運用リスクを避ける目的の資金が流入した。

ユーロはドルに対して8営業日ぶりに上昇。前日終値の1ユーロ=1.23ドル台後半から1.24ドル台前半に水準を切り上げた。米雇用統計を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢となった。足元で欧州債務問題への警戒感からユーロが対ドルで下げ続けていたため、利益確定や持ち高調整目的のユーロ買いが入りやすかった。ユーロの高値は1.2473ドルだった。

雇用統計の発表直後には世界経済の先行き不透明感から、投資家が積極的に運用益を積み上げたい場面で買う傾向があるユーロ売りが優勢となる場面があった。一時は1.2288ドルまで下落し、10年7月1日以来、1年11カ月ぶりの安値を付けた。

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