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所得格差大きいインド市場 顧客層の絞り込み重要

アジア跳ぶ第2部 (2) データで読む

インドのような所得格差の大きな新興国では、マーケティングの対象とする顧客層の絞り込みが極めて重要になる。

インド統計局が2012年にまとめた家計消費支出調査によると、都市部全体の1人当たりの月間平均消費額は2402ルピー(約4080円)。農村部の約2倍だった。

だが、都市と農村に二分するだけでは不十分だ。8億3000万人の農村住民を消費額に応じて10分割すると、最も貧しい下位10%の月間平均は約503ルピー。上位10%の7分の1にすぎず、農村内でも格差は大きい。

先進国企業には、都市部の富裕層が最も攻略しやすい。富裕層は主に英語を使うため、効率的に広告宣伝できる。商都ムンバイは人口1200万人のうち8割がスラムの住人や路上生活者だが、富裕層では入学金だけで5万ルピーかかる私立小学校の人気がある。

一方、総人口の7割が住む農村では、広告より口コミが重視されがちだ。ブランドの浸透には手間がかかるが、いったん知名度が上がれば、競争の激しい都市より販売が安定するとの見方もある。

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