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博多湾に風車立つ 九大、3日から発電実験

九州大学は11月30日、福岡市の博多湾で始める洋上風力発電の実験施設の組み立て作業を公開した=写真。港に浮かんだ鉄骨とコンクリートの"浮島"に、3枚の羽根を筒状の輪が囲むユニークな風車が立つと、関係者らは安堵の表情を浮かべた。

実験は福岡市東区の砂州「海の中道」から約600メートル沖の博多湾内で3日に開始する。海に浮かべた直径18メートルの浮体の上に高効率の風車を設置。実用化に向け潮風への耐久性や海の動植物への影響を調べる。2012年末まで続ける。

「風レンズ風車」と名付けた風車は九大の大屋裕二教授が開発した。3枚の羽根を囲む輪の構造を工夫、風下側の気圧を下げ、羽根を動かす風を強くする仕組み。発電能力は輪がない風車の2~3倍になるという。

実験では直径3.4メートル、出力3キロワットの風車を2基使い、一般家庭1.5世帯分の発電量を見込む。大屋教授は「何年も前からあった構想が、いろいろな人の努力を積み重ねでようやく形になった」と話した。

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