防犯パトロールバイク「青バイ」、6月発進 福岡市
福岡市は28日、防犯パトロールのバイク「青バイ」で市内の見回りを6月から始めると発表した。自転車やオートバイの盗難が多いJR博多駅周辺や天神地区などが対象。市によると、青色回転灯を搭載したバイクによるパトロールは政令指定都市で初めて。
4台を配置し、活動は年間約240日を予定。巡回時間は午後4~10時で、対象は九州産業大学(東区)や福岡大学(城南区)などの大学周辺も含む6地区。運用は民間警備会社に委託する。
市によると昨年、市内で発生した自転車とオートバイの盗難件数はそれぞれ6705件、1869件だった。人口1千人当たりだと政令市の中で、それぞれワースト3位(4.44件)、ワースト1位(1.24件)だった。
青バイは民間の防犯運動「青パト」のバイク版で、車体に青色回転灯やスピーカーを搭載する。