死亡前日に7500万円着服告白 信金子会社元課長

2012/4/28付
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鹿児島信用金庫(鹿児島市)の子会社「かしんビジネスサービス」元課長の50代男性が、管理を委託されていた現金を15年半にわたり着服していたことが28日までに、分かった。被害総額は約7500万円。元課長が1月、病死する前日に着服を告白したことで明らかになった。

着服したのは、信金が預かり、同社に管理を委託していた現金。信金によると、元課長は現金管理の責任者をしていた1996年5月から昨年11月にかけて、現金計7546万円を、77回に分けて引き出し着服していた。信金は、元課長が帳簿を改ざんしており、着服に気が付かなかったとしている。

信金によると、元課長は1月2日、入院していた病院の病室に部下を呼び出し「会社の金を着服してしまった」と告白。元課長は翌3日に死亡したが、その後の内部調査で着服が明らかになったことから、3日付で懲戒解雇処分とした。

信金は、告訴を検討したが、男性が既に死亡し、ほかに関わった人はいないとみられることから断念した。金は生活費などに充てたとみられ、遺族から既に約3千万円が弁済されたという。〔共同〕

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