インデックス沖縄、電子書籍に参入 まずiPhone向け

2011/2/26付
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データセンター運営などを手掛けるインデックス沖縄(沖縄県浦添市、栗田智明社長)は電子書籍事業に参入する。第1弾として、米アップルの高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けに漫画100作品の配信を始めた。3月には同事業の専門チームを発足。若年層を中心に人気が高い成長分野の電子書籍を新たな収益源に育てる。

このほど配信を始めた漫画の電子書籍サービス「マジコミ」は「まじめ、学べる、ためになる」がテーマ。「人間失格」「こころ」「罪と罰」など国内外の名作文学の漫画版を刊行する出版会社のイースト・プレス(東京・千代田)など5社と契約し、まず100作品の供給を受けて電子化、配信する。沖縄を題材にした漫画も順次拡充し、2012年3月末までに1000作品に増やす。

今夏には米グーグルの基本ソフト(OS)、アンドロイドを搭載した高機能携帯電話にも対応させる。ダウンロード価格は1作品あたり450円から。主に20~40代の働く世代をターゲットにする。

また、5月には米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」向けに絵本を配信。企業の会社案内カタログなどを電子化し、iPadで閲覧できるサービスも近く始め、漫画以外の電子書籍も強化する。

新事業参入に伴い、3月1日付で「電子書籍プロジェクト室」を立ち上げる。新規採用含め10人前後の社員を配置、新サービス開発や技術者育成を進める。電子書籍事業で初年度に約5000万円の売り上げを目指す。

栗田社長は「漫画の電子書籍はまだニッチな市場で顧客の開拓余地が大きい。将来は英語や中国語など多言語で配信したい」と話す。

調査会社のインプレスR&D(東京・千代田)によると、国内の電子書籍市場規模は09年度で約580億円。14年度には1300億円まで拡大すると予測している。

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