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有田焼石こう型を再生して白線材 佐賀市のグリーンテクノ21

環境ベンチャーのグリーンテクノ21(佐賀市、下浩史社長)は、廃棄物として捨てられてきた磁器の石こう型と卵の殻から、運動場に引く白線を開発した。目や鼻を刺激せず、従来の白線材に比べ1.5~2倍長いラインを描けるという。同社は積水ハウスと石こうボード端材と卵殻を再利用した白線も開発。2つのリサイクル白線で年間1億円の売上高をめざす。

新開発の「環境にやさしいライン」は、有田焼の作陶などに使われ、廃棄された石こう型を微粒子に粉砕、卵殻の微粒子と混ぜ合わせたもの。石こう型の微粒子だけでは粘りが強く、ライン引きから粉が出にくかったが、石こう型と卵殻を7対3の割合で混ぜることでスムーズに粉が出るようにした。

価格は1袋20キロで700~800円。全国のスポーツ店や建材店を通じて学校やスポーツ施設に販売する。製造は佐賀県武雄市の特定非営利活動法人(NPO法人)「すずらん」に委託する。

大手衛生陶器メーカーで不要になった石こう型も再利用する計画。「年間約600トンの石こう型の再利用を目指す」(下社長)という。

またグリーンテクノ21は、住宅の内壁などに使う石こうボードの端材と卵殻を8対2の割合で混ぜた白線「プラタマパウダー」も積水ハウスと共同開発、今月から本格販売した。2012年度、両製品合わせて1億円の売り上げを目指す。

グリーンテクノ21は03年2月設立で、資本金は7875万円。天然カルシウム素材の白線やチョーク、壁紙の開発・販売を手がける。10年1月期の年間売上高は約1億1700万円。

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