/

辺野古アセス「ずさん」 4環境保護団体が意見書

米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に伴う環境影響評価(アセスメント)のずさんさを指摘する意見書を、日本自然保護協会など4つの環境保護団体が共同でまとめ20日、公表した。防衛省は評価書の補正に向け有識者の会合を設け議論中で、各団体は、今回の指摘を踏まえて補正するよう求めている。

沖縄防衛局が昨年末に県に出した評価書は、辺野古沿岸を埋め立てる土砂のうち1700万立方メートルの調達先が未定だとした。

意見書は、この量は県内採取量の17.5年分に相当し、全国的にも規制が強く調達が難しいとした上で「国外から持ち込めば生態的に致命的な影響を及ぼしかねない」と外来種の危険性を警告。

評価書が、埋め立てられる区域はウミガメの上陸に適していない場所だとしたことには、過去に上陸や産卵があったことを挙げて「まったく非科学的だ」と断じた。

埋め立て区域のサンゴを別の場所に移植するとの保全策についても「移植技術は十分確立されていない」と効果を疑問視。絶滅危惧種のジュゴンに関しては、アセスの対象期間外に、辺野古沖での回遊や隣接する大浦湾で海草を食べた跡が確認されたことを踏まえ、評価し直すべきだとした。

沖縄防衛局は評価書で、移設は「環境保全上、特段の支障はない」としたが、県は「環境保全は不可能」との知事意見を提出。評価書の補正が今後の焦点となっている。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン