ピーチ、那覇―福岡線運航を開始
関西国際空港を拠点にする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは19日、那覇―福岡線の運航を始めた。同路線でのLCC就航は初めて。運賃は片道4290円~2万1990円で、同社によると他社の半額程度の水準だという。就航の記念式典に出席したピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「365日、お手ごろの運賃を提供していく」と語った。
井上CEOは同路線の搭乗率について「需要があるので75~80%は堅い」との見方を記者団に示し、当初は1日1往復だが増便も検討していることを明らかにした。ピーチは関西国際空港に続き、那覇空港を第2の拠点とする。
那覇から福岡に向かった最初の便の搭乗者は174人で、ほぼ満席の状態。那覇市内に住む女性会社員(23)は「数カ月に一度、友人に会いに福岡に行っているので、LCCのピーチに乗れてうれしい」と話した。
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