飯塚事件再審請求、鑑定者を証人尋問へ 「別人DNA」巡り

2013/3/19付
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福岡県飯塚市で1992年に女児2人が殺害された「飯塚事件」の再審請求で、福岡地裁は18日、犯人のものとされるDNA鑑定結果を巡り、久間三千年元死刑囚(当時70)の弁護団が求めていた法医学の専門家の証人尋問を実施することを決めた。久間元死刑囚とは別のDNA型の有無などが争点。4月下旬以降に実施される見込み。

証人はDNA鑑定結果を撮影したネガフィルムを分析し、昨年10月に「第三者のDNA型が写っている」とする鑑定書を提出した本田克也・筑波大教授。足利事件でも弁護側推薦の鑑定人を務めた。

弁護団はネガの鑑定書を再審開始の要件となる「新証拠」と主張している。徳田靖之弁護士は18日「尋問が必ず再審開始につながるとは思っていないが、一歩進んだ」と話した。

福岡地検は「当時の鑑定に誤りはなく、ネガの鑑定書は信用できない」と反論している。

裁判所は4月中旬までに再審請求に関する最終的な意見書を提出するよう弁護団、検察の双方に求めており、証人尋問の内容を踏まえ、最終的な判断をするとみられる。

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