/

ジャパネットたかた・吉本興業、通販番組を共同制作

通販大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市、高田明社長)は吉本興業と共同で通販番組を制作し、9月から放送する。吉本グループに所属する人気お笑いタレントを登場させ、割引サービスと関連づけたゲームコーナーなどを設ける。ジャパネットが他社と番組を制作するのは初めて。テレビ通販市場の伸びが鈍化する中、同社は成長持続に向けて番組に新機軸を取り入れる。娯楽要素を高め視聴者の拡大を狙う。

ジャパネットたかたはこれまで、自社スタジオを使い、すべての番組を自前で制作していた。

新番組は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(大阪市)と制作、9月11日に第1弾の「ジャパネットたかたよしもと~超強力タッグ・おもしろお得通販スペシャル!」(仮称)を放送する。地上波やCS放送インターネットで流す。

吉本との新番組は同社の佐世保本社スタジオ、東京スタジオと、劇場「なんばグランド花月」(大阪市)の3カ所を同時中継で結ぶ。新番組は1部1時間の3部構成。

ジャパネットの通販番組で案内役を務める高田社長や社員に加え、「森三中」「ハリセンボン」「スリムクラブ」などのタレントが出演する。吉本のタレントは家電などジャパネットが扱う製品を紹介するほか、ゲームなどに挑戦。ゲームの結果次第で商品を値引きするコーナーや、吉本の独自企画を織り交ぜる。

幅広い年齢層から人気があり、知名度の高いお笑いタレントを起用する。吉本の娯楽コンテンツを通販番組に取り込むことで新たな視聴者や顧客の開拓を目指す。番組で紹介する商品などは現在検討中。初回の放送後、顧客からの反応などを検証したうえで、今後も吉本グループと番組制作に取り組む考えだ。

ジャパネットたかたは、テレビ、ラジオや広告チラシ、ネットなど複数のメディアを組み合わせたメディアミックス戦略で事業を拡大してきた。

高田社長のキャラクターを生かしたユニークな通販番組が支持されてきたが、テレビ放送開始から15年以上が経過し、消費者に飽きられる懸念もある。従来のやり方を続けるだけではいずれ通用しなくなるとの危機感から外部コンテンツの導入に踏み切った。同社は2011年12月期の売上高を前期並みの1760億円と見込んでいる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン