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琉球泡盛43社、古酒生産へ大型貯蔵施設 うるまに7億円投資

沖縄県の泡盛メーカー43社でつくる協同組合「琉球泡盛古酒の郷」(那覇市、佐久本武理事長)は15日、3年以上寝かせた古酒(クース)を共同生産するための大型貯蔵施設を同県うるま市に建設すると発表した。投資額は約7億円。各メーカーから泡盛を集め、最大2500キロリットルを貯蔵する計画。泡盛の出荷量の減少が続く中、業界一丸となって古酒のブランド化や拡販を目指す。

税制の優遇措置などが受けられる特別自由貿易地域(うるま市)に約6400平方メートルの敷地を確保した。ここに10年かけて貯蔵施設5棟と管理棟を整備する。投資費用は各メーカーからの出資と借り入れで賄う。

まず今夏にも貯蔵施設1棟と管理棟を着工し、来年3月末までに完成。2012年度から本格的に貯蔵を始める。各貯蔵施設にはそれぞれ50キロリットルタンク10本を設置する。

泡盛は各メーカーから直接買い取るか、有料で預かる形で調達する。買い取りは他社の泡盛とブレンドして貯蔵。貯蔵後5年か10年に協同組合の商品として主に首都圏の外食園や百貨店向けに販売する。ブランド名や販売価格は今後詰める。預かり分は最長10年貯蔵した後に各メーカーに返す。

同協同組合は16年度にも第1弾の商品を発売、23年度に単年度黒字化を目指す。将来は、敷地内に泡盛の歴史や作り方などを紹介する博物館も整備する計画だ。

古酒は一般の泡盛に比べまろやかな味で単価も高いのが特徴。ただ、中小メーカーは資金面から貯蔵タンクを保有するのが難しいほか、長期在庫を抱えるためリスクも大きい。このため、沖縄県酒造組合連合会(那覇市)は各社が古酒事業に参入しやすくする目的から08年に協同組合を設立、共同貯蔵施設整備の準備を進めてきた。

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