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米高級ホテルのリッツ・カールトン、名護で来春開業

米高級ホテルのザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー(メリーランド州)が来年4月1日、沖縄県で開業することが正式に決まった。同県名護市の「喜瀬別邸ホテル&スパ」を改装、名称は「ザ・リッツ・カールトン沖縄」とする。世界的に著名な同ホテルの進出は、海外客の誘致を強化している沖縄観光全体にとっても追い風になりそうだ。

同ホテルの国内進出は大阪、東京に続き3カ所目。

喜瀬別邸を所有する金秀本社(那覇市)と14日、運営受託契約を結んだ。長引く景気低迷などから喜瀬別邸の稼働率は約35%にとどまっていた。知名度不足もあり、海外からの客も期待通りには獲得できていない。

リッツは国際的な知名度を生かし、中国などアジアを中心に海外からの集客拡大を狙う。稼働率は70~80%を目指す。

リッツは喜瀬別邸の従業員約110人ほぼ全員を転籍させ、さらに約100人増員する。総支配人なども送り込み、従業員教育を強化。質の高いサービスを提供し。高級路線を推し進める。

長期滞在を促すため、施設も充実させる方針。スキューバダイビングなどのマリンスポーツ関連を拡充するほか、将来的には乗馬施設の新設構想もある。

喜瀬別邸の敷地面積は約2万7800平方メートル。ホテル棟は地上7階、地下1階建て。4カ所のレストランやスパ棟、屋内外のプールがある。喜瀬別邸としての運営は今年9月1日に終了させ、改装作業に入る。改装費用の約13億円は金秀本社が負担する。

沖縄観光の成長は海外客の誘致が大きなカギを握る。特に中国やロシアなどの富裕層は有望なターゲット。ただ、沖縄には世界的に知名度が高い高級ホテルがなく、海外富裕層を呼ぶうえでの「弱点」と観光関係者から指摘されていた。リッツの進出が正式に決まったことで沖縄ブランドの発信力が高まりそうだ。

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