九大、震災で1年延期の百周年式典 OB若田氏ら講演

2012/5/13付
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九州大学は12日、箱崎キャンパス(福岡市東区)で創立百周年の記念式典を開いた。創立からちょうど100年に当たる2011年の5月に催す予定だったが、同年3月に発生した東日本大震災に配慮し、1年間延期していた。式典には、来賓の平野博文文部科学相や浜田純一東京大学総長のほか、同大学の学生や卒業生ら1380人が参加した。

あいさつした九大の有川節夫総長は、震災で露呈した科学技術の脆弱さを指摘。「九大は今後、あらゆる自然災害や事件・事故に対するリスク管理の課題に組織的に取り組む」と語った。

箱崎キャンパスでは同日、記念講演会も開催。九大卒業生で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士、若田光一氏と、著名な科学者である新海征治・九大高等研究院特別主幹教授が壇上に立った。

若田氏は宇宙開発の歴史や学生時代の思い出を、ユーモアを交えながら紹介。「九大の学生や卒業生は限りない可能性を秘めている。宇宙開発の次の百年にも、九大の力を貸してほしい」と語った。

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