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焼酎売上高、ハイボールに押され2.5%減 昨年上位50社

帝国データバンク福岡支店が12日発表した2010年の焼酎(泡盛を含む)メーカー上位50社の売上高は2981億円と、前の年より2.5%減った。前年割れは2年連続で、減少幅も09年の1.1%減から拡大。個人消費の低迷に加え、「ハイボール」人気のウイスキーの伸びに押された格好だ。

対象は10年1~12月に決算期を迎えた焼酎メーカーで売上高が50位までの企業。うち46社が九州・沖縄に本社を置く。

50社のうち減収だったのは約6割にあたる29社。売上高1位で麦焼酎「いいちこ」を手掛ける三和酒類(大分県宇佐市)は4.9%の減収。上位5社のうち4社が売り上げを減らした。

その中で2位の霧島酒造(宮崎県都城市)は10.4%の増収。主力の芋焼酎「黒霧島」を中心に販売が伸び、8年連続で二桁増収となった。大都市圏を中心に黒霧島のブランドの認知度が高まり、好調を維持している。

泡盛メーカーでは久米島の久米仙(沖縄県)が7.4%の増収。売上高ランキングも19位と、09年から4位上がった。一方で「残波」を手掛ける比嘉酒造(沖縄県読谷村)は13.6%減り、明暗が分かれた。

同支店は市場規模縮小の背景として、消費者の低価格志向を受けた競争激化を指摘。比較的安価なハイボールの人気で、例えばサントリーホールディングスのウイスキー販売数量は10年12月期、前の期より17%増えており、焼酎の需要の一部が"飲まれた"形だ。

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